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滑走路 かっそうろrunway

翻訳|runway

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

滑走路
かっそうろ
runway

航空機が離陸および着陸に際して,滑走するための路面。機体の重量に耐えられるよう,通常はアスファルトまたはコンクリートで舗装されるが,軽飛行機グライダーなどの軽量な航空機は,芝生や未舗装の路面でも離着陸できる。滑走路の表面には,その方位,中心線末端接地点・接地帯などの標識があり,両端には航空機が接地点を誤ったり,ブレーキが故障して止まらない場合に備え,オーバーラン・エリアが設けられている。また表面および周辺には滑走路灯,末端灯,終端灯,接地帯灯,中心線灯などの灯火を備える。大きな空港では複数の滑走路を設けているところも多く,通常の風向きに沿った主滑走路と,それにほぼ直角の横風用滑走路をもつところもある。

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デジタル大辞泉の解説

かっそう‐ろ〔クワツソウ‐〕【滑走路】

飛行機の離着陸時の滑走に用いる、飛行場内に設けられた直線状の舗装路。ランウエ-(runway)。

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百科事典マイペディアの解説

滑走路【かっそうろ】

離着陸する飛行機が,必要な揚力を得,または減速停止するため滑走する飛行場内の平滑直線の路面。飛行機の荷重に耐えるため,表面をコンクリートやアスファルトで舗装したり,展圧などでかためてある。
→関連項目空港

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大辞林 第三版の解説

かっそうろ【滑走路】

飛行場内で、飛行機の離陸や着陸のための滑走に用いる道路状の部分。ランウエー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

滑走路
かっそうろ

飛行機が離着陸するとき加速または減速・停止するための地上滑走に使用する飛行場の部分。表面は着陸接地時の衝撃に耐えうるよう通常はコンクリートまたはアスファルトで舗装されているが、まれには地表面をローラーで押し固めただけのものもある。国際空港に使用する滑走路に対しては、長さと幅によりAからIまでの等級がつけられるほか、表面には規定に基づいて滑走路の方位、中心線、末端、接地点、接地帯、ILS計器着陸装置)の設置の有無などを示す標識がつけられている。また、滑走路はその規模の関係から、その地域に吹くもっとも頻度の高い風向きに沿って設置されるが、飛行機の離着陸に対する横風の限界は、普通毎秒15メートル程度なので、風向きが定まらない場所では、横風用の滑走路を別に設ける必要がある。降雨時の水はけをよくして路面の摩擦係数を高めるため、路面に溝切り(グルービング)を施すことも最近では常識となっている。なお、滑走路のうちもっとも簡単な、単に飛行機の離着にだけ使われ、ほかに設備のないものを、エアストリップair-stripとよぶこともある。[落合一夫]

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世界大百科事典内の滑走路の言及

【空港】より


[空港の種類]
 空港の規格や施設については,ICAO(イカオ)によって詳細な基準が定められており,これに基づいて日本では航空法,同施行規則および空港整備法にその設置,管理,安全規制,工事費負担などについての諸規定が設けられている。それによると,空港は用途別に陸上および水上飛行場と,陸上および水上ヘリポートの4種に,規模では滑走路の長さによってAからIまでの9等級に分類されている。また,性格と機能から,航空交通網の基幹となる空港で,設置,管理とも国が行う第1種空港(ただし新東京国際(成田)空港は新東京国際空港公団が,また関西国際空港は関西国際空港株式会社が管理),主として国内幹線用の空港で,国が設置し,管理は国または地方自治体が行う第2種空港および主としてローカル航空輸送用の空港で,設置,管理とも地方自治体が行う第3種空港の三つに分けられている。…

※「滑走路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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