レトロルシン

化学辞典 第2版 「レトロルシン」の解説

レトロルシン
レトロルシン
retrorsine

12,18-dihydroxysenecionan-11,16-dione.C18H25NO6(351.41).セネシオアルカロイドの一種.キク科Senecio retrorsusS. isatideus中に見いだされる.融点215 ℃.-49°(クロロホルム).加水分解によってレトロネシン(retronecine.C8H13NO2.融点121 ℃.+50°(エタノール))とイサチネシン酸(C10H16O6.融点146 ℃.-9°(水))に分解する.肝細胞毒素で肝臓腎臓腫瘍を起こす.[CAS 480-54-6]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む