ロアン家(読み)ロアンけ(その他表記)Rohan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロアン家」の意味・わかりやすい解説

ロアン家
ロアンけ
Rohan

ヨーロッパの貴族家系。ブルターニュ公国の直系子孫といわれ,12世紀にはロアン地方の領主として知られていたが,15世紀末にはロアンを中心にブルターニュ地方各所領地を所有するまでになった。フランスのロアン公家は 1603年に創設されたが,48年にシャボ家が継承してロアン=シャボ家となった。しかしグエムネ,モンバゾン公家の称号はそのままロアン家に残った。のちさらに婚姻関係により,スビス,ロアン=ロアン公家の称号も所有し,1808年にはオーストリアの公家,16年にはブイヨン公家の称号も所有した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む