化学辞典 第2版 「ロイカルト反応」の解説
ロイカルト反応
ロイカルトハンノウ
Leuckart reaction
ギ酸あるいはギ酸誘導体を還元剤として,カルボニル化合物と第一級または第二級アミンとを反応させる還元的アミノ化反応.生成物が第一級および第二級アミンの場合は,N-ホルミル誘導体が中間体となり,加水分解によってアミンとなる.生成物が第三級アミンの場合にはギ酸塩が得られる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報