ロシアのシリア内戦介入

共同通信ニュース用語解説 「ロシアのシリア内戦介入」の解説

ロシアのシリア内戦介入

シリアでは中東民主化運動「アラブの春」の波及を受け、2011年3月に反政府デモが本格化した。反体制派がアサド政権への武装闘争を開始し、12年半ばに内戦状態に陥った。ロシアはアサド政権を支援。15年9月にテロとの戦い名目にシリアへの軍事介入に踏み切り、空爆を開始した。ロシアは過激派組織「イスラム国」(IS)や反体制派との戦闘を続けるアサド政権への軍事支援を継続し、反体制派を支持する米国などと対立している。激戦地となった北部アレッポは今月、政権軍が制圧した。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

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