空爆(読み)クウバク

デジタル大辞泉 「空爆」の意味・読み・例文・類語

くう‐ばく【空爆】

[名](スル)空中爆撃」の略。
[類語]爆撃空襲猛爆盲爆

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精選版 日本国語大辞典 「空爆」の意味・読み・例文・類語

くう‐ばく【空爆】

  1. 〘 名詞 〙くうちゅうばくげき(空中爆撃)」の略。
    1. [初出の実例]「妙な型の敵飛行機が悠々と〈略〉盛んに空爆をやる」(出典:夢声戦争日記〈徳川夢声〉昭和一七年(1942)三月一日)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「空爆」の意味・わかりやすい解説

空爆
くうばく
air bombing; air raid

空襲とも呼ばれる。航空機,飛行船気球ロケットなどにより空中から爆弾,焼夷剤などを投下して地上または海上の目標を攻撃すること。 1849年にオーストリア軍が無人気球に爆弾を搭載してベネチアを爆撃したのが最初の空爆。航空機と飛行船による空爆は,第1次世界大戦に始まった。なかでも一般市民に対する空爆は,ドイツのツェッペリン飛行船や航空機によって 1914年 12月からイギリス本土に対して行なわれた。ロケットによる空爆は,第2次世界大戦でドイツが 1943年6月 13日にV-2 号ロケットを使ってイギリス本土を攻撃したのが最初である。 1991年1月から2月の湾岸戦争では,精密誘導兵器によるバグダード空爆が大きな成果を上げた。

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