ロビンソンさんと米球界

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ロビンソンさんと米球界

黒人リーグからブルックリン本拠地時代のドジャースにスカウトされ、28歳の時に米大リーグデビュー。当時の米社会は白人至上主義で、ホテルやレストランに拒否されるなど至る所苦汁をなめた。差別偏見と闘いながら、俊足巧打の内野手として首位打者最優秀選手(MVP)などを生涯で獲得。引退後は公民権運動にも影響を与え、1962年に米国野球殿堂入り。72年に53歳で死去し、初出場50年の97年に背番号42が全球団で永久欠番となった。

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