ロボットタクシー(読み)ろぼっとたくしー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロボットタクシー」の意味・わかりやすい解説

ロボットタクシー
ろぼっとたくしー

自動運転タクシーのこと。自動運転の技術が進めば自家用車だけでなくタクシーもコンピュータが運転するようになると考えられる。これから高齢化がさらに進んでいくなかで移動手段としてのロボットタクシーに注目が集まっている。Google(グーグル)、ゼネラル・モーターズDeNA(ディーエヌエー)など世界中で多くの企業がロボットタクシーの実現を目ざして開発を進めている。海外ではロボットタクシーの公道での実証実験従来から盛んに進められているが、日本では自動車や物流ロボットなどの自動化を手がけるZMPが2018年(平成30)に初めて本格的な公道営業実証実験を行って話題になった。

松原 仁 2020年1月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ロボットタクシー」の解説

ロボットタクシー

自動運転システムで制御された自動車による無人タクシー。日本のロボットベンチャー企業・株式会社ZMP(本社・東京都文京区)の持つ自動運転技術を応用したもので、2015年5月中をめどに、株式会社ディー・エヌエーと事業化に向けた研究・開発などを行う合併会社の設立が予定されている。

(2015-5-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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