わざおぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「わざおぎ」の意味・わかりやすい解説

わざおぎ

身ぶり動作により神を招く意で,「俳優」の字をあてる。日本の芸能起源を示す語で,『古事記』『日本書紀』にみえる2つの芸能神話,つまり天岩屋戸の前で行なったアメノウズメノミコトの祈祷舞踊や,海幸山幸の条にみえる模倣芸能に現れている。のちには舞踊家,芸能人を,さらには役者演技者をさすようになり,一般に「はいゆう」と呼ばれるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む