世界の観光地名がわかる事典 の解説 ワットプラシーラタナマハタート【ワットプラシーラタナマハタート】Wat Phra Si Rattana Mahathat Woramahawihan タイ北部ピサヌローク県シーサッチャナーライ歴史公園のはずれ、ナン川のほとりにある、この地域で最大規模の寺院遺跡。ピサヌロークはスコタイ王朝の主要都市として、同王朝の副王が統治していた町である。この寺院は、ピサヌロークの象徴的存在で、スコタイ王朝後期に建立され、1357年に鋳造(ちゅうぞう)されたブロンズ製の黄金仏を安置している。寺院中央に大きなチェディ(つりがね型の仏塔)があり、それを取り囲むように仏像が置かれている。この寺院の礼拝堂は、その後のアユタヤ王朝時代に建設されたもので、タイで最も美しい礼拝堂の一つといわれている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報