デジタル大辞泉 「ピサヌローク」の意味・読み・例文・類語 ピサヌローク(Phitsanulok) タイ中北部の都市。北部山地の南縁、ナーン川沿いに位置する。古くから交通の要地として栄え、スコータイ朝時代は主要都市であり、アユタヤ朝時代には一時首都が置かれた。仏像の美しさで知られるワットプラシーラタナマハタート、ワットラーチャブラナなどの仏教寺院がある。アユタヤ朝第21代王ナレースエンの生地。ピッサヌローク。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ピサヌローク」の意味・わかりやすい解説 ピサヌロークぴさぬろーくPhisanulok タイ中部の都市。ナン川の右岸、北部山地から大平野に移行する地域に位置する。人口8万4311、同名の県の人口は79万2678(2000)。ナン川に平行する南北方向とともに、山脈を横切る東西方向の交通の要地として古くから栄えた。地方行政の中心地で、平野部では米作、丘陵地は畑作が行われ、近年はトウモロコシの生産が増加している。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例