アクタ(その他表記)acta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクタ」の意味・わかりやすい解説

アクタ
acta

ローマ皇帝の定めた諸法令をさす。ユリウス・カエサル以後,新任皇帝役人は先任皇帝のアクタに対する忠誠の誓いをなした。また元老院で定めたアクタ acta senatusは帝政期の元老院の公的な議事録となった。

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世界大百科事典(旧版)内のアクタの言及

【ごみ】より

…近世初頭,ポルトガル人が採集した日本語を載せた《日葡辞書》は,〈ごみ〉を濁り水にまじっている泥,川や海の底の泥としている。また塵埃を〈ちり〉〈ほこり〉,ごみ,わらくず,雑草などを〈あくた〉として載せている。このほかちりやあくたを〈ごもく〉としても取り上げている。…

※「アクタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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