アゼチジン

化学辞典 第2版 「アゼチジン」の解説

アゼチジン
アゼチジン
azetidine

C3H7N(57.10).トリメチレンイミン(trimethyleneimine)ともいう.3-ブロモプロピルアミンと水酸化カリウムとの反応,あるいは1,3-ジブロモプロパンとp-トルエンスルホンアミドから調製されるp-トルエンスルホニルアゼチジンを1-ペンタノール中,金属ナトリウムで還元すると得られる.アンモニア臭をもつ無色の液体.沸点63 ℃(99.7 kPa).0.8436.1.4287.pKa 11.3.希塩酸中で加熱すると開環し,3-クロロプロピルアミン,3-アミノプロパノールなどを与える.エーテルに可溶,水,エタノールには任意に混和する.[CAS 503-29-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む