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アッパル Appar

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世界大百科事典 第2版の解説

アッパル【Appar】

シバ派宗教詩人の一人で,ティルナーブッカラスとも呼ばれる。生没年不詳。7,8世紀を中心に,南インドでは,ナーヤナールアールワールと呼ばれるヒンドゥー教の宗教詩人が輩出して,シバ神やビシュヌ神をたたえる歌を数多く作った。アッパルはジャイナ教徒であったパッラバ朝の王を,シバ教に改宗させたことで有名。彼の宗教詩(3130詩節)は,シバ派の聖典《ティルムライ》の第4巻から第6巻に収められている。【徳永 宗雄】

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世界大百科事典内のアッパルの言及

【シバ派】より

…ただし,その場合,シバ神と合一合体するのではなく,結合するのであるという。この派では,たくさんの聖者が数えられているが,そのなかでも有名なのは,アッパル(7世紀)とニャーナサンバンダル(7世紀)とスンダラル(8あるいは9世紀)であり,しばしば〈三聖〉と称せられる。また,〈そのことばはルビーのごとくである〉とたたえられるマーニッカバーサガル(10世紀)も重要な人物である。…

【ナーヤナール】より

…彼らは寺院から寺院へと渡り歩きながら,シバ神やその神妃ウマー女神などの神像の前でタミル語の賛歌を歌い上げ,しばしば陶酔状態で踊ったりして,一般の民衆にシバ教の神髄を伝え広めた。彼らの中でとくに有名なのは,サンバンダルアッパルスンダラルの3人で,〈三聖〉と呼びならわされている。とりわけアッパルの詩は,深い罪業の意識を下敷きにして,ラディカルな信愛至上主義を打ち出している。…

※「アッパル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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