アマトール

精選版 日本国語大辞典 「アマトール」の意味・読み・例文・類語

アマトール

〘名〙 (amatol) 硝安とTNTを混合して製した爆薬。第一次世界大戦中、炸薬(さくやく)として大量に使用

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百科事典マイペディア 「アマトール」の意味・わかりやすい解説

アマトール

硝酸アンモニウムTNTを40:60または80:20に混合した爆薬。TNTの代用炸薬(さくやく)とされた。

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世界大百科事典(旧版)内のアマトールの言及

【トリニトロトルエン】より

…単独でも使われるが,他の爆薬と混合しても用いられる。2成分含TNT爆薬の例としてはシクロトール(I型 RDX75%との混合物),オクトール(I型 HMX75%との混合物),アマトール80/20(硝酸アンモニウム80%との混合物),トリトナール(アルミニウムとの混合物)などがある。RDX59.5%,TNT39.5%およびワックス1.0%から成るコンポジションBも第2次大戦中に大量に使われた炸薬の一つである。…

※「アマトール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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