炸薬(読み)サクヤク

百科事典マイペディアの解説

炸薬【さくやく】

砲弾,爆弾などに詰め,これを裂させるために用いられる爆薬。古くは黒色火薬,次いで水を20%含ませた窒素量13%以上のニトロセルロースが用いられ,1885年ころからはピクリン酸,第1次大戦ではトリニトロトルエン,第2次大戦ではヘキソーゲンが代表的な炸薬であった。爆発威力を大きくするために,アルミニウムなどの金属粉末を加えて爆発熱を増加させたり,円錐状の空隙(くうげき)を設けて爆発力を集中させる成形炸薬なども実用化され,現在工業的にも広く利用されている。
→関連項目火薬下瀬火薬爆薬

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大辞林 第三版の解説

さくやく【炸薬】

弾丸・爆弾・魚雷・地雷・機雷などに詰めて爆発させる火薬。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さく‐やく【炸薬】

〘名〙 爆破による破壊を目的とする爆薬のうち、砲弾や爆弾などに詰めて炸裂させる火薬をいう。〔現代大辞典(1922)〕

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世界大百科事典内の炸薬の言及

【爆薬】より

…前者は打撃,摩擦,加熱などによって確実に起爆される物質で,起爆薬とも呼ばれる。後者は起爆薬または伝爆薬などの助けを借りて,かなりの量のエネルギーを集中的に与えることで初めて確実に爆発する物質で,爆破作業を目的とする爆破薬blasting explosiveや,砲弾などに装てんして炸裂させるための炸薬bursting explosiveとして用いられる。また,I型およびII型爆薬と分類する場合もある。…

※「炸薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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