イシドール(英語表記)Isidor

世界大百科事典 第2版の解説

イシドール【Isidor】

1385ころ‐1464
モスクワ府主教。ギリシア人。東方正教会にあってローマ教会との合同を推進した人文主義者。イシドロスともいう。フェラーラフィレンツェ公会議で合同派として活動し,1441年,モスクワでロシア教会のローマ教会との合同を宣言した。しかしそれに反対するモスクワ大公ワシーリー2世によって投獄,罷免された。脱走してポーランドの正教会の合同工作に当たり,のち教皇使節として陥落寸前のコンスタンティノープルに赴任した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

終末時計

アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミックサイエンティスツ』が毎号表紙に掲げている「地球最後の日」までの時間を表示する時計。核戦争の危機を訴え,1947年に初めて登場。米ソ冷戦の終結を迎えて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android