イムノグロブリン

化学辞典 第2版 「イムノグロブリン」の解説

イムノグロブリン
イムノグロブリン
immunoglobulin

免疫グロブリンともいう.血清グロブリンのうち,抗体と関係したタンパク質で,主としてγ-グロブリン画分に存在する.現在,5種類存在することが知られ,イムノグロブリン(Ig)G,M,A,D,Eと名づけられ,それぞれIgG,IgM,IgA,IgD,IgEと略記される.このうちもっともよく研究されているものはIgGで,2本のL鎖(light chain)と2本のH鎖(heavy chain)とからなり,分子量1.6×105 で約2% の糖質を含む.短軸は約4 nm,長軸は約27 nm の分子である.H鎖とL鎖の先端部分が抗原認識部位でFab,これと反対側の尾部は補体等の結合にかかわるのでFc領域とよばれる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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