エンフィール銃(読み)エンフィールじゅう

精選版 日本国語大辞典 「エンフィール銃」の意味・読み・例文・類語

エンフィール‐じゅう【エンフィール銃】

〘名〙 (エンフィールは、人名の Enfield から) 一八五二年、イギリス人エンフィールドの発明した銃。文久年間から明治初期まで、幕府、藩、鎮台などで広く用いられた前装式滑腔の小銃。後装式施条銃(ライフル銃)が一般化するまでの過渡期に用いられた。
風俗画報‐八六号(1895)大迫枝隊の状況「エムピール銃一挺を分捕りたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android