過渡期(読み)カトキ

精選版 日本国語大辞典 「過渡期」の意味・読み・例文・類語

かと‐きクヮト‥【過渡期】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かどき」とも ) 古いものから新しいものへと移り変わる中間の時期。また、物事が確立されず、動揺している時期。過渡時代
    1. [初出の実例]「およそ古来の個人主義は、すべて旧文明が破壊されて新文明が起こらんとする過渡期に現はれてゐる」(出典:個人主義の盛衰(1908)〈金子筑水〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android