オキアサリ(読み)おきあさり

  • Gomphina veneriformis
  • Venus-shaped shield clam
  • おきあさり / 沖浅蜊

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ科の二枚貝。日本では太平洋側は房総半島以南、日本海側は山形県以南の全土に分布し、台湾まで分布する。浅海の細砂底にすみ、殻長50ミリメートル、殻高37ミリメートルになり、三角形状で膨らみは弱い。殻表は白色ないし灰青色の地に、殻頂から通常3~4本の濃青色の放射色帯が走り、また全体に細かい斑(はん)がある。これらの色は煮ると褐色に変わる。内面は白く、肉は美味である。近似種のコタマガイG. meleaagrisはやや大形で北海道まで分布し、これも食用にされる。[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のオキアサリの言及

【コタマガイ(小玉貝)】より

…かみ合せの歯は殻頂の下にあり,外套(がいとう)の付着痕は後方で湾入する。オキアサリはこの種のさらに三角形をした型である。肉は淡黄白色で多少かたい。…

※「オキアサリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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