コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

カミガヤツリ(紙蚊帳吊) カミガヤツリCyperus papyrus; papyrus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カミガヤツリ(紙蚊帳吊)
カミガヤツリ
Cyperus papyrus; papyrus

カヤツリグサ科の大型多年生水草で,ナイル川流域からエチオピアシリア東ヨーロッパなどに分布し,川岸や沼沢地に生える。は丸みを帯びた3稜のある円柱状で,高さ 2m以上になり,群生する。頂部から短い包葉および数十本の細枝をやや垂れぎみに出し,淡褐色小穂をつける。葉は鱗片状に退化している。古代エジプトでこれから世界最古のをつくったことで有名である。紙の英語 paperはこの植物名の papyrusから出た (→パピルス ) 。記録によると,茎は紙をつくるほかに,ボート,帆,マット,衣類,紐などの製造に用いられ,髄は食用にされたという。現在では観賞用に温室の水槽に栽培されている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

カミガヤツリ(紙蚊帳吊)の関連キーワードカヤツリグサ科スッド地方

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android