キカプー族(読み)キカプーぞく(その他表記)Kikapoo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キカプー族」の意味・わかりやすい解説

キカプー族
キカプーぞく
Kikapoo

アルゴンキン語を話す北アメリカインディアンの一民族。現在ではアメリカウィスコンシン州の一部に住んでいるが,17世紀にはニューヨークジョージア,アラバマ,テキサスの各州にまたがる広大な地域に進出していた。夏と冬の村をもち,ミズーリ川の東でトウモロコシカボチャ豆類栽培,西の大平原では野牛狩りを行なった。いくつかの外婚的父系氏族から成っていたが,次第に全体の統制力が弱まり,各村落が独立するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む