キカプー族(読み)キカプーぞく(その他表記)Kikapoo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キカプー族」の意味・わかりやすい解説

キカプー族
キカプーぞく
Kikapoo

アルゴンキン語を話す北アメリカインディアンの一民族。現在ではアメリカウィスコンシン州の一部に住んでいるが,17世紀にはニューヨークジョージア,アラバマ,テキサスの各州にまたがる広大な地域に進出していた。夏と冬の村をもち,ミズーリ川の東でトウモロコシカボチャ豆類栽培,西の大平原では野牛狩りを行なった。いくつかの外婚的父系氏族から成っていたが,次第に全体の統制力が弱まり,各村落が独立するようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む