コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

キネマカラー キネマカラー kinemacolour

1件 の用語解説(キネマカラーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

キネマカラー
キネマカラー
kinemacolour

イギリスの C.アーバンと G.A.スミスにより,1906年に発明された,カラー映画の技術的方法。2色法といわれ,撮影レンズの前に赤,緑2色の回転フィルタを装置し,それを通して撮影,映写する方式。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のキネマカラーの言及

【イギリス映画】より

…次いで1896年3月に《ドーバーの荒海》と題した自作のフィルムのイギリスでは初めての興行上映を行ったR.W.ポール,1900年前後にいち早くクローズアップやカット・バックといった映画的手法や,ロケーション撮影や書割を背景に用いたセット撮影を駆使して世界最初の〈モンタージュ〉を試みたG.A.スミスをはじめ,J.ウィリアムソン,C.アーバン,C.ヘプワースら,映画史家G.サドゥールによって〈ブライトン派〉と名づけられた映画のパイオニアたちが輩出した。また,ヘプワースは1897年に世界最初の映画の手引書《動く写真または映画撮影のABC》を書き,G.A.スミスとアーバンは1902年に世界最初のカラープロセス〈キネマカラー〉を発明し特許をとっている。 にもかかわらず,その後,世界の映画史を動かすに至る〈イギリス映画〉は生まれなかったというのが映画史家たちの共通の見解になっている。…

【カラー映画】より

… 染色法や調色法による〈彩色映画〉は,フィルムに任意の色を人工的に着色したものであり,自然の色彩をフィルムに光学的に再現した〈天然色映画〉が,現在の〈カラー映画〉である。天然色再現法true‐color‐reproduction systemには,〈加色法additive process〉と〈減色法subtractive process〉があり,実際的で商業的に成功した最初の加色法は,G.A.スミスが1906年にイギリスで特許をとり,スミスとC.アーバンが設立したナチュラル・カラー・キネマトグラフ社を通じて活用した〈キネマカラー〉で,最初のカラー映画《デリーの謁見所》(1911)が作られた。〈キネマカラー〉は,白黒フィルムとカラーフィルターを使う2色加色法で,ふつうの速度の2倍,1秒に32コマの速度で撮影,映写され,目が疲労し,フィルムの損耗がはやく,色がずれるなどの欠点があった。…

※「キネマカラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

キネマカラーの関連キーワードアーバンスリーバントアーバンウエアイギリス巻イギリスの名車Miniバースデーの日ハノーヴァー・バンドドント・パス・ミー・バイセントオーバン大聖堂アーバン,C.イギリス鞍 (English saddle)

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

キネマカラーの関連情報