ギホン(その他表記)Gihon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギホン」の意味・わかりやすい解説

ギホン
Gihon

エルサレムの東の丘,ダビデの町の真下のキドロンの谷にある泉の名。エルサレム付近の泉はこれとエル・ロゲルの2つだけで,古代からエルサレム市民の生活にとって重要であった。この泉の水は地下水路を通して有名なシロアムの池に引かれた。全水路のうち 480mが現存する。エルサレムがアッシリア軍に包囲された際,市民に水が供給された。

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世界大百科事典(旧版)内のギホンの言及

【エデン】より

…《エゼキエル書》28章では,北方に神話的に想定されている神の山の頂にある宝石におおわれた園が考えられている。《創世記》2章でもエデンから川が流れ出て四つに分岐するとあり,それぞれピソン,ギホン,ヒデケル(ティグリス),ユフラテ(ユーフラテス)と呼ばれている。このような聖書の記述はエデンを漠然とアルメニア地方の山地に想定し,世界を囲む四川の考えとともに,古代の神話的世界像を前提している。…

※「ギホン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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