キドロン(その他表記)Kidron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キドロン」の意味・わかりやすい解説

キドロン
Kidron

エルサレムオリーブ山の間の谷。古代イスラエル王国のダビデ王の都落ち (サムエル記下 15・23) ,ユダ王国の祭祀改革の際の偶像焼却 (列王紀上 15・13) などの場面として聖書登場。古代には共同墓地として使用され,のちには死者が復活する場所と考えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android