クオータ(読み)くおーた

デジタル大辞泉 「クオータ」の意味・読み・例文・類語

クオータ(quota)

分け前。分担額。割当額。
ディスククオータ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のクオータの言及

【IMF】より

… IMFの組織は,加盟国の通常,大蔵大臣または中央銀行総裁によって構成される総務会と,ワシントンにある常設機関である理事会,専務理事,職員によって構成されている(このほか重要事項を討議するための暫定委員会が1974年の総会決議によって設立されている)。その議決方法は,まず各国がすべて基本票250票をもつほか,経済力を反映した出資額に相当する割当額(クオータquota)に比例した票数をもつことが特色で,重要事項の決定は通常85%の同意を必要とするため,アメリカ,EU,発展途上国はそれぞれ実質上の拒否権をもっているといえる。 日本のIMF加盟は1952年であるが,数次にわたる増資における割当増をへて,出資順位は加盟時の9位から92年発効の第9次増資の結果,アメリカに次ぎドイツと同率2位となった。…

【比例代表制】より

…最大剰余法とは,ある一定の得票数を決めて,各党についてその得票数ごとに1議席ずつ配分していき,残った配分もれの議席を各党の配分もれの得票数(剰余)の大きいものから順に与えていく方法である。各党に1議席与える基準となる得票数を当選基数(クオータquota)という。当選基数の算定方法にはいくつかあり,ヘアHare式では,総投票数を定数で除したもの(端数は切捨て)が用いられる。…

※「クオータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android