当選基数(読み)とうせんきすう(その他表記)quota

翻訳|quota

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「当選基数」の意味・わかりやすい解説

当選基数
とうせんきすう
quota

比例代表制選挙における議席数獲得のための一定の得票数。クォータともいう。議会議員を選出する比例代表制選挙においては,候補者を出している各政党が,ある一定の票数を獲得すれば議席を獲得できることになる。この基準得票数を当選基数と呼ぶ。当選基数の算出方法は数種類あるが,ヘア式ドループ式が一般的である。

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世界大百科事典(旧版)内の当選基数の言及

【比例代表制】より

…最大剰余法とは,ある一定の得票数を決めて,各党についてその得票数ごとに1議席ずつ配分していき,残った配分もれの議席を各党の配分もれの得票数(剰余)の大きいものから順に与えていく方法である。各党に1議席与える基準となる得票数を当選基数(クオータquota)という。当選基数の算定方法にはいくつかあり,ヘアHare式では,総投票数を定数で除したもの(端数は切捨て)が用いられる。…

※「当選基数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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