水母型(読み)くらげがた

精選版 日本国語大辞典 「水母型」の意味・読み・例文・類語

くらげ‐がた【水母型】

  1. 〘 名詞 〙 刺胞動物ヒドロ虫類とハチクラゲ類での有性世代の型。一般に無性世代ポリプ型からつくられ、傘形で浮游生活をし、有性生殖を行なう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の水母型の言及

【腔腸動物】より

…化石は古生代のカンブリア紀以前から知られている。
[形態]
 腔腸動物の体型には定着生活に適応したポリプ型と浮遊生活に適応したクラゲ型との2型があるが,ポリプ型は口を上方へ向け,クラゲ型は口を下方に向けているのであって,原型ではまったく同一である。体壁は外側が外胚葉,内側が内胚葉からなり,2層の中間には細胞の少ない中膠(ちゆうこう)の層があって,ポリプでは薄いがクラゲではよく発達して厚くなっているものもある。…

※「水母型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android