デジタル大辞泉
「無性世代」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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むせい‐せだい【無性世代】
- 〘 名詞 〙 主に植物の世代交代で無性生殖を行なう世代。核相からみれば複数(2n)の世代。無性世代に属する植物体を造胞体と呼ぶ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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無性世代
むせいせだい
asexual generation
有性世代の対語。無性生殖によって繁殖する世代で,特に世代交代の場合にいう。シダ類などの植物では胞子体の時代で,核相からいえば 2n世代に相当する。受精卵に始り,胞子形成直前の減数分裂の起るまでの期間をいう。高等動植物では,この本来の無性世代にあたるものが生活環の大部分を占める主体となっているので,この語は必ずしも妥当でないようにみえることもある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の無性世代の言及
【世代交代】より
…海中に浮遊する通常のミズクラゲは有性世代で,卵と精子を生じるが,その受精卵が発達して孵化(ふか)すると,繊毛をもって海中を遊泳するプラヌラplanulaという幼生となる。この幼生はやがて海底に固着して,ポリプ型の無性世代となる。このポリプは成長して横に多くの裂け目を生じ,ちょうど鉢を何枚も重ねたような姿となる。…
※「無性世代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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