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クワイカビ Ceratocystis

世界大百科事典 第2版の解説

クワイカビ【Ceratocystis】

子囊菌類タマカビ科のカビ。タマカビ類の特性である子囊殻はとくり状で頸部(けいぶ)は長く,暗色。その形がクワイに似ているため,この名がつけられた。子囊殻の内部には,多くは8個の子囊胞子をもった子囊が縦にならんでいて,成熟すると内部の胞子が押し出されて,子囊殻頸部の先端にかたまる。子囊殻のほか,無性時代である分生子もつくられ,分生子柄が黒い束となって先端に分生子が塊となるもの,柄がばらばらで先に分生子が数珠状につながるものなどがある。

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世界大百科事典内のクワイカビの言及

【導管病】より

…以上の土壌伝染病に対し,欧米のニレに発生する立枯病(Dutch elm病。子囊菌Ceratocystisによる)はキクイムシが体に胞子を付着して伝搬する。細菌の寄生によって起こる導管病にはイネ白葉枯病,ジャガイモ輪腐病,トマトやナスの青枯病,キャベツやダイコンの黒腐病などがある。…

※「クワイカビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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