グラスコックピット(その他表記)glass cockpit

デジタル大辞泉 「グラスコックピット」の意味・読み・例文・類語

グラス‐コックピット(glass cockpit)

自動車などで、速度エンジン回転数など運転に必要な情報を、アナログ計器を使わず液晶ディスプレーに集約して表示する運転席。初め航空機の操縦席で実用化され、後に鉄道や自動車にも採用された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「グラスコックピット」の解説

グラス・コックピット

多数計器や警報灯類を、「姿勢・速度・高度などの飛行情報」「雷雲、現在位置などを示す航法情報」「エンジンやシステムの作動状況」に3分類して統合し、ブラウン管液晶モニターに必要なものを、必要に応じて表示させるようにしたコックピット(操縦席)。航空機関士が不要になった。ハイテク・ジェット旅客機、ビジネスジェット機に装備

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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