コットレルの沸点測定法(読み)コットレルノフッテンソクテイホウ

化学辞典 第2版の解説

コットレルの沸点測定法
コットレルノフッテンソクテイホウ
Cottrell's method for boiling point

液体の沸点,とくに溶液の沸点上昇測定法のうち,現在もっとも正確とされる方法で,F.G. Cottrell(1919年)がはじめて用いた.古い沸点上昇測定法では,液体中にベックマン温度計を挿入したが,液の過熱,液底での液圧により,一般に高い沸点を与える.この方法では,温度計は蒸気相に置き,液中に半ば挿入したガラス管(その下端は逆漏斗状に広がり,管底に達する)を通って液体と蒸気泡が交互に上昇し,これを温度計の水銀球に注ぐ.熱電対を用いた改良型では0.0002 ℃ の沸点差まで測定できるという.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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