日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴラン」の意味・わかりやすい解説 ゴランごらんJohn Gollan(1911―1977) イギリスの共産党指導者。建築労働者、塗装工などをするなかで社会主義に目覚め、1927年に共産党に加盟、共産主義青年組織のなかで指導力を発揮した。1935年に共産党中央委員、1940年に政治局員となり、1949年には機関紙『デーリー・ワーカー』の編集長となった。1956年に党書記長に就任し、理論誌『マルクシズム・トゥデー』編集長も兼ねて、スターリン批判やハンガリー事件で動揺する党の体制立て直しを行った。[木畑洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例