サイクロコンバータ(その他表記)cycloconverter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイクロコンバータ」の意味・わかりやすい解説

サイクロコンバータ
cycloconverter

ある周波数交流を,その波形を直接組合せることにより,別の周波数の交流電力に変換する静止型周波数変換装置をいう。サイクロコンバータは整流回路と自励式インバータとを組合せた,いわゆるインバータ方式の周波数変換装置に比べて種々の特長をもつため,サイリスタ素子とその制御回路技術の急速な進歩と相まって,その実用化が活発である。交流電動機の駆動用電源などへの応用がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android