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サプライヤー・システム さぷらいやーしすてむ supplier system

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知恵蔵2015の解説

サプライヤー・システム

自動車業界で、部品供給メーカー自動車メーカーからなる企業間関係(分業のパターン)。特に日本のサプライヤーシステムは、自動車の「品質」「コスト」「納期」の改善・向上について大きな貢献があり、日本自動車メーカーの国際競争力強化の源泉になったといわれている。その大きな特徴は「長期安定取引」「少数者間の能力構築競争」「まとめて任せること」という3点セットが「三種の神器」となっている点。日本では自動車の開発・生産における部品メーカーの役割が大きく、部品の外製率も高い。こうした日本的なサプライヤー・システムが日本車の高い競争力の背景にあるとの認識が広まるにつれ、欧米自動車メーカーは、部品の外注化、部品メーカーとの共同部品開発(デザイン・イン)といった「日本的なやり方」の導入に積極的に取り組んできた。GM、フォードによる部品の内製部門を独立させた動き(GMはデルファイ、フォードはビステオン)も、これに沿ったものといえる。

(大鹿隆 東京大学ものづくり経営研究センター特任教授 / 藤本隆宏 東京大学大学院教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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