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サンチアゴ・デ・コンポステラ大聖堂 サンチアゴ・デ・コンポステラだいせいどうSantiago de Compostela Cathedral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンチアゴ・デ・コンポステラ大聖堂
サンチアゴ・デ・コンポステラだいせいどう
Santiago de Compostela Cathedral

スペインの北西部ガリシア地方のサンチアゴデコンポステラにある大聖堂。9世紀に使徒聖大ヤコブ (サンチアゴ) の遺骸が発見されてから,ここはローマ,エルサレムと並んでヨーロッパ三大聖地の1つとなり,ヨーロッパで最も大きな巡礼聖堂が建立された。現在の聖堂は 1078年に司教ディエゴ・ペラエスによって起工され,1105年頃未完のまま献堂され,28年完成された。ラテン十字形プランの三廊式バシリカ建築で,ツールーズサン・セルナン聖堂と類似するロマネスクの巡礼路様式聖堂の典型的な作例である。左右の大きな鐘塔にはさまれた形の西正面は,F.ノボーアが設計して 1738~49年に建造したものであり,スペイン・バロックのチュリゲラ様式を示している。また西正面前室の「栄光の門」と呼ばれる扉口を飾った彫刻群はロマネスクからゴシックへの移行を示すスペイン独特の彩色彫刻を代表する。

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