サンテティエンヌ大聖堂(読み)サンテティエンヌダイセイドウ

デジタル大辞泉 「サンテティエンヌ大聖堂」の意味・読み・例文・類語

サンテティエンヌ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【サンテティエンヌ大聖堂】

Cathédrale Saint-Étienne》⇒サンテチエンヌ大聖堂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のサンテティエンヌ大聖堂の言及

【ブールジュ】より

…【礒部 啓三】
[美術]
 ブールジュは,ガロ・ロマン時代からの主要都市で,4世紀の城壁を残す。ゴシック様式のサンテティエンヌ大聖堂(全長118m,身廊高37m)は,シャルトル大聖堂と同様にロマネスク的形態を残し,北フランスのゴシック大聖堂とは趣を異にしている。地下祭室(ベリー公ジャンの墓がある)と内陣は1195‐1214年,身廊と西正面装飾(タンパンの〈最後の審判〉など)は1225‐55年とほぼ2回にわたって建立された。…

【サンス】より

…この間数々の宗教会議が開かれ,特に1140年の会議はアベラールの著作の禁書宣告で有名である。1130年に起工されたサンテティエンヌ大聖堂は,パリ郊外のサン・ドニ修道院と共にゴシック様式創造へ第一歩を踏み出した建築として知られる。また12世紀末に建造された大聖堂西正面中央柱の聖ステファヌス(サンテティエンヌ)像は,13世紀ゴシック彫刻の先駆をなす。…

【オーセール】より

…古代ローマ人が城郭都市として築き,ローマ公道上の町として古くから交通の要衝であった。13~16世紀に建てられたサンテティエンヌ大聖堂の内陣(13世紀前半)はブルゴーニュ地方ゴシック様式の代表作で,ステンド・グラスも知られる。サン・ジェルマン修道院教会には,当地で生まれたゲルマヌスの墓を中心とする二重地下祭室があり,そこに描かれた《ステファヌスの生涯》(9世紀)はロマネスク期以前の数少ない壁画の一つ。…

※「サンテティエンヌ大聖堂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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