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スウェーデン建築 スウェーデンけんちくSwedish architecture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スウェーデン建築
スウェーデンけんちく
Swedish architecture

スウェーデンでは 10世紀以後にキリスト教が徐々に浸透し,石造建築によるロマネスク様式の聖堂が各地に建てられた。これらは主としてゲルマン的要素の強いものであったが,やがてフランス・ゴシック様式が伝えられ,ウプサラの大聖堂 (1435) をはじめとする多くのゴシック聖堂や修道院が建立された。 16世紀にいたり,グスタフ1世バーサのもとでルネサンスが開花,メーラレン湖畔のグリプスホルム,ベッテルン湖畔のバドステーナなどのすぐれた城郭が新たに建造されたほか,北方文化の伝統から生れたネギ型の銅屋根をもつバーサ・ルネサンス様式の聖堂が建立された。 17世紀はスウェーデン建築が絶頂に達した時代で,テッシン父子らが出て宮殿建築にすぐれた作品を残した。ストックホルム王宮は同名の息子テッシンの設計に成るスカンジナビア最大の傑作である。 19世紀にはフランス,ドイツの古典主義や折衷主義が迎えられ,建築活動はやや低調であったが,20世紀に入るや,R.エストベリが,民族ロマン主義を近代建築のなかで表わしたストックホルム市庁舎 (1923完成) を建て,近代建築の先駆者として国際的な名声を博した。

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