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ステープル制度 ステープルせいどStaple System

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ステープル制度
ステープルせいど
Staple System

中世末から近代初頭のイギリスで,最も重要な輸出品である羊毛の指定取引所制度。羊毛輸出関税は当時のイギリスの国家財政に重要な地位を占め,国王はこの取引所 (ステープル) を国外の1ヵ所に指定して関税収入の便をはかった。 14世紀末ドルトレヒトにおかれて以来ネーデルラントの港を転々としたが,14世紀後半から 16世紀なかばまではフランスのカレーにおかれた。この取引所の運営にあずかり,取引の特権を与えられた商人をステープラーズ Staplersという。 17世紀初めに廃止された。

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