スワート地区(読み)スワート(その他表記)Swāt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スワート地区」の意味・わかりやすい解説

スワート〔地区〕
スワート
Swāt

パキスタン北部,カイバル・パクトゥンクワ州マラカンド県にある地区。コルム山脈から流れるスワート川沿岸の山岳地帯。中心都市はミンゴーラ。スワート川沿岸部は農業地域となっているが,住民の大半はヤギヒツジなどの放牧を行ない,皮革製品,手工芸品を産する。気候は一年を通じて昼夜の寒暖差が激しい。冬季には降雪がある。スワート川上流のコヒスタン標高 3000~5500m)はパキスタンの代表的な避暑・観光地。人口 123万3001(1981)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む