セブリナ

百科事典マイペディア 「セブリナ」の意味・わかりやすい解説

セブリナ

北米から中米に原産するツユクサ科の一属で,数種がある。匍匐(ほふく)性の多年草。なかでもメキシコ原産のセブリナ・ペンジュラとその園芸品種が観葉植物として,つり鉢などで栽培される。本種はかつてトラデスカンチア属に分類されたこともあり,ハカタカラクサという和名もあるが,現在あまり使われない。基本種は,葉の上面は銀白色の縞が2本入り,ときに縁色の地が紫紅色を帯び,下面は濃紫色であるが,園芸品種のクアドリカラーの葉の上面は緑(濃淡),赤,白色の縞模様になる。なお,シロフノハカタカラクサという類似の和名をもつ植物は近縁のトラデスカンチア属の種。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android