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ソフトハット

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソフトハット
そふとはっと
soft hat

柔らかいフェルトの男子用帽子。日本ではソフトとか中折帽というが、ソフトフェルトハットsoft felt hatからきた名称。山高帽(ハードフェルトハット)が堅く型付けした帽子であるのと対照的で、柔らかい頭頂部をへこませ、ブリムが比較的広く、クラウンの立ち上がりにリボンが巻いてある。チロール地方が起源だと考えられるが、1850年代に現れ、スポーティーな田園用とされていた。ここから変わってきたものにホンバーグhomburgとフェドーラfedoraがある。前者は最初の製造地がドイツのハンブルクで、細いブリムが丸く反り返り、昼間のフォーマル用に1870年ごろから用いられた。後者はサルドゥーVictorien Sardouの戯曲『Fdora』の主人公の名からとったもので、19世紀末に流行した。[浦上信子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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