タペタム(読み)たぺたむ

デジタル大辞泉 「タペタム」の意味・読み・例文・類語

タペタム(tapetum)

夜行性動物深海魚などの眼球網膜後部にある、光を反射する構造。弱い光を増幅する働きをもつ。タペータム。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のタペタムの言及

【クモ(蜘蛛)】より

…感覚中枢からはっきりとした視神経がそれぞれの単眼に出ている。 前列中眼は発生の過程で頭部第1節からできた眼で,後在杆状体眼(こうざいかんじようたいがん)と呼び,タペタムtapetumと呼ばれる光の反射層をもたない。前列側眼,後列中眼,後列側眼は発生の過程で頭部第2節からできた眼で,前在杆状体眼と呼びタペタムをもっている。…

※「タペタム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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