タームラリプティ(英語表記)Tāmralipti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タームラリプティ」の意味・わかりやすい解説

タームラリプティ
Tāmralipti

ガンジス河口の古い港。現在のタムルーク (Tamlūk) にあたる。アショーカ王時代から港として知られ,5世紀の法顕や7世紀の玄奘もこの地について記している。インド文物東南アジアに対する伝播窓口としても重要な役割を果した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「タームラリプティ」の意味・わかりやすい解説

タームラリプティ
Tāmralipti

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のタームラリプティの言及

【タムルク】より

…フーグリ川(15世紀までのガンガー(ガンジス)川本流)河口部に注ぐループナーラーヤナ川西岸に位置する。古名タームラリプティTāmralipti。前3世紀のマウリヤ朝以来12世紀まで,ガンガー川流域の門戸として栄えた。…

※「タームラリプティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android