文物(読み)ブンブツ

デジタル大辞泉 「文物」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぶつ【文物】

文化産物学問芸術宗教法律制度など、文化に関するもの。「奈良時代文物
[類語]文明文化文華人文人知文運開化シビリゼーション文化財文化遺産世界遺産

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精選版 日本国語大辞典 「文物」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ぶつ【文物】

  1. 〘 名詞 〙 一国の文化の所産であるもの。宗教、芸術、学問、法律などすべて文化に関するもの。
    1. [初出の実例]「百年文物老、千里客愁多」(出典:空華集(1359‐68頃)六・次韻留別撲素中)
    2. 「印度の国体旧ならざるに非ず、其文物の開けたるは」(出典:学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉一二)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐桓公二年〕

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普及版 字通 「文物」の読み・字形・画数・意味

【文物】ぶんぶつ

文化を示すもの。礼楽制度。唐・杜牧〔宣州開元寺水閣に題す~〕詩 六物、なる 天澹(あは)く雲閑(しづ)かにして今古同じ

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