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ダウンロード違法化

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ダウンロード違法化

私的複製の範囲を明らかにすることと、私的録音録画補償金の課金範囲の矛盾を解消すること目的として提案された法改正構想の通称。現行の著作権法第30条で認められる私的複製から、違法複製や違法配信をソースとする家庭内録音・録画を除外する。加えて、適法に配信されたものからの家庭内録音・録画も、契約で処理させるとの趣旨で除外が予定されている。文化審議会著作権分科会の私的録音録画小委員会で、2006年以降議論されてきた。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵2015の解説

ダウンロード違法化

2010年1月1日から施行された「著作権の一部を改正する法律」(改正著作権法)に新たに盛り込まれた規定。2009年6月12日に制定された。同法律では、違法録音・録画物を違法と知りつつ無許可でダウンロードするのを禁止している。私的利用目的でも認められない。罰則規定は無い。改正前は、ネットからのダウンロードは、私的利用目的であれば合法だった。
この「ダウンロード違法化」が制定されて以降、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)や社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)などの著作権関連6団体は、「Winny」などのP2Pファイル交換ソフトによる著作権侵害に対して取り組みを強化すると発表している。
ACCSの調査によると、ファイル共有ソフトを利用していた人の21.1%が同法の施行があっても利用したいとしている。一方、利用をやめようと思っている人は13.6%という結果になった。
他方で、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は、「ダウンロード違法化」は業界の権益を守ろうとするもので、新たなコンテンツビジネスの育成を阻害すると指摘している。
「ダウンロード違法化」については、ユーザーの間でも賛否両論あり、ネットでは様々な意見が交換されている。
なお、「YouTube」や「ニコニコ動画」などのストリーミングサービスを閲覧する行為は同法の対象外である。
フランスでは、繰り返し違法にコンテンツをダウンロードしたユーザーのネット接続を切断する「スリーストライク法」(HADOPI法)が09年に制定され、違法ダウンロードユーザーのネット検索を切断するかどうかの判断は判事が下すと定めている。

(小林拓矢  フリーライター / 2010年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ダウンロード‐いほうか〔‐ヰハフクワ〕【ダウンロード違法化】

平成22年(2010)に施行された改正著作権法により、インターネット上で不正にアップロードされたコンテンツダウンロードする行為が違法化されたこと。→違法ダウンロード

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