チャルチャン河(読み)ちゃるちゃんがわ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャルチャン河」の意味・わかりやすい解説

チャルチャン河
ちゃるちゃんがわ / 車爾臣河

中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区南部、タリム盆地南東部の川。崑崙(こんろん)山脈ムズグ山付近に発し、アルトゥン山脈西端迂回(うかい)してチャルチャン県域を通過、タクリマカン砂漠南東部を北東流してタイトマ湖に注ぐ。延長約900キロメートル。水量が少なくチャルキリク北方で消失することが多い。

[駒井正一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android