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テオリコン theōrikon

世界大百科事典 第2版の解説

テオリコン【theōrikon】

古代ギリシア語で〈観劇料〉の意。アテナイにおいて公共の諸祭典の折,国家によって貧窮市民に支払われた手当。前5世紀中ごろペリクレスによって導入された。前4世紀には専門の財務官団をもつ〈基金〉として,独立の財政部門を形成した。支給額はほぼ1日分の生活費に相当。のち国家財政の全余剰金がそれに回され,市民全体に支給されるようになって文字どおり〈民主政の糊〉として機能したが,マケドニアのアテナイ占領とともに,この制度も廃棄された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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