テクノデモクラシー(その他表記)technodemocracy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テクノデモクラシー」の意味・わかりやすい解説

テクノデモクラシー
technodemocracy

第2次世界大戦後,民主主義国においては,めまぐるしい技術革新によって,これまでにない高度な工業社会が現れるにいたった。そこでは技術者行政官管理者組織者学者実業家などの寡頭集団がテクノストラクチュアを形成するようになった。この結果,自由主義的デモクラシーは後退し,それに代って寡頭集団が政策決定に大きな役割を演じるにいたった。 M.デュベルジュはこれをテクノデモクラシーと名づけた。

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