テクノデモクラシー(英語表記)technodemocracy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テクノデモクラシー」の意味・わかりやすい解説

テクノデモクラシー
technodemocracy

第2次世界大戦後,民主主義国においては,めまぐるしい技術革新によって,これまでにない高度な工業社会が現れるにいたった。そこでは技術者行政官管理者組織者学者実業家などの寡頭集団がテクノストラクチュアを形成するようになった。この結果,自由主義的デモクラシーは後退し,それに代って寡頭集団が政策決定に大きな役割を演じるにいたった。 M.デュベルジュはこれをテクノデモクラシーと名づけた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android